(株)さくら事務所は11日、メディア関係者を対象に「2017年の中古マンション市場」「マンション管理」をテーマにセミナーを開催した。

セミナーでは、同社会長の長嶋 修氏が「2極化する中古住宅市場/資産性を左右するもう一つの鍵『管理力』」と題し、17年の中古マンション市場について解説した。17年の地価公示では住宅地の地価はおおむね上昇傾向にあるとしているが、価格を比べてみると場所によって格差が出てきていると指摘。郊外の中古マンションを例にあげ、駅からの距離によってその価格に差が出ていることに触れ、「中古マンション市場は、価値が維持できる、もしくは上昇していくもの、20~30年かけてダラダラと下落していくもの、無価値もしくはマイナス価値となるもの、で3極化していくだろう」と予測した。また、「建て替えが難しいマンションは、今後そのマンションの管理状況によって資産価値の差も拡大する」と述べた。

続いて同社のマンション管理コンサルタントの土屋輝之氏が「管理を知ればマンションが分かる」と題し、話をした。マンション管理には「維持管理」「運営管理」「生活管理」の3つのバランスが取れていることが大事である」と説明した。また、中古マンションの購入を考える際には、そのマンションの「管理力」を知っておく必要があるとし、購入後のトラブルを防止するために「特に契約前に『管理組合・理事会運営のこと』『管理規約/細則・組合会計のこと』『生活上のルールのこと』『建物や設備の維持管理のこと』『管理会社のこと』の5つについては調べておくこと。マンション管理の専門家にアドバイスを受けることも大切だろう」と説明した。

 

元記事 R.E.port